2010年代に入り、ビットコインをはじめとする仮想通貨は世界各国で決済手段として認められるようになっています。その影響はブックメーカーの世界にもあらわれており、ビットコインをつかってベットをするスポーツブックメーカーのサイトがいくつか登場するようになりました。このサイトは、2016年に仮想通貨が法律上でも資金の決済手段として認められるようになった日本からでも利用ができますが、賭けを楽しむ際にはいくつかリスクがあるので注意が必要となります。
まず、実際に流通されている通貨を用いて賭けるとき以上に、使い込みがひどくなるリスクがあります。人間は、現金に触れない決済手段については必要以上に利用してしまう傾向にあり、ギャンブルにおいても負けがこむと今まで負けた分を取り戻そうとしてさらに賭けに没頭してしまった経験を持つ人がたくさんいます。ビットコインによるスポーツブックメーカーはこの2つの要素が両方存在するため、普段以上に使い込みに注意しないと、身を滅ぼすおそれがあります。
また、仮想通貨はレートの乱高下が激しいため、元手となるビットコインを法定通貨を換金して手に入れる場合、タイミングを間違うと賭けに使えるビットコインが少なくなるリスクもあります。これは、ブックメーカーで儲けたビットコインを法定通貨と換金する際にもいえます。